格が違う地元西村光
西村光太が地元で貫禄を示す。成績不振で10年後期以来の降級となったが、前期は盛り返して8月富山では準を勝って優参するなど随所で連対も果たしていた。状態上向きを自覚しながらのA級はまさに格が違った。ここまでV2、準V1回で確定板は僅かに1回しか外していない。ホームバンクの当所は1月のミッドナイト開催も優勝しており死角はなさそう。先行にこだわった競走でチャレンジを卒業し、1・2班戦でも1着で連続優参するなど売り出し中の新鋭・橋本優己、ダッシュ生かした積極策がトレードマークの下岡優季らが目標なら言うことないし、自力自在戦でも勝てる。
北川大五郎、松田治之の大阪コンビが一番の難敵。北川は年末年始にかけて3連覇を果たすなどタテ攻撃が冴え渡る近況だ。差し脚鋭い松田を連れての一気攻撃が決まれば両者で上位独占も。
さらに阿部架惟都、佐々木堅次の北勢、鈴木薫、川口満宏の東京コンビもVを狙える健脚。展開次第で主役の座を奪える。