熊本の若手コンビに期待
緒方将樹と松尾勇吾の熊本コンビを中心視する。117期の緒方は特班後も白星を並べていて、12月高知MNでA級1・2班戦初優勝を3連勝で達成。続く1月の当所では落車に見舞われたが、その後も手堅くV争いを演じているので体の状態に不安はなさそうだ。今回も持ち前の機動力を発揮してVを目指す。松尾は昨年後期に昇班し、近況は随所に無傷で決勝にコマを進めている。同級生の緒方との並びの前後は微妙だが、番手戦なら好展開をモノにしたい。
四国勢を率いる掛水泰範は、2月松山の初日特選を先行策で勝利。S級でも白星があっただけあって、A級ではトップクラスの機動力を見せている。同県のベテラン・濱口健二や、キメ脚確かな佐竹和也を連れてラインを上位に導けるか。
小柄ながらスピードあるルーキー・小笠原光や、岩崎大和の東日本勢も見逃せないし、2月佐世保で優勝した國村洋とタテ脚兼備の石丸寛之の中国勢にも警戒したい。