小笠原光の勢い重視
21年の青森競輪の第2弾はモーニング競輪。A級戦は実力者がそろったが、117期の小笠原光の勢いを重視した。昨年7月にデビューしてチャレンジ戦は10月にA級2班に特別昇班。1、2班戦はやや苦戦していたが、今年に入って一気に波に乗った。3月小倉MNは無傷の3連勝で初優勝を飾った。ヤングパワーで強力な同型を粉砕しよう。自力タイプの引地正人は今期2Vと勝負強さを発揮している。小笠原の番手を回れるケースがあるかもしれない。地元の小橋明紀は同地区の機動型をしっかりガードして直線勝負にかける。
点数最上位はS降りの西村光太だ。今期はここまで優勝4回、準V1回と文句なしの成績。決め脚が冴え渡っている。いまのデキなら展開不問で突っ込める。山口智弘、島野浩司の愛知勢もVを狙える力を持っている。
関東勢も佐藤礼文に古屋琢晶、石川裕二と戦力は他地区に見劣りしない。変幻自在の攻めが持ち味の佐藤は2月川崎から3場所連続優勝を達成している。