伊藤旭がS級特進に挑戦
昨年9月に特別昇班を果たした伊藤旭は、1・2班戦でも大活躍でVを量産している。3月佐世保MN、4月小倉MNで2場所連続の完全優勝を達成。今シリーズで3連勝ならS級特進が決まる。持ち味のスピードを活かした自力攻撃で別線をねじ伏せる。好永晃は3月武雄の準決で伊藤をマーク。2車身の差を付けられたが、上がり11秒3の快速まくりに食い下がりワンツーを決めた。再現は大いにありそうだ。
岸澤賢太はS級でもV経験がある実力者。久しぶりのA級戦の今期は自力勝負が目立つ。3月小倉、4月宇都宮で連続Vと波に乗ってきた。経験値を活かしてのVゲットは十分だろう。
先行力なら原田亮太が最上位だ。1月西武園MN、2月名古屋、4月宇都宮MNはいずれも逃げ切りVを飾っている。強じんな末脚を発揮して押し切る場面は考えておきたい。
中四国勢は2月別府で優勝した日野博幸が先導役。佐竹和也、土井勲が援護ならラインは強固だ。