磯島康が混戦を制すか
本来ならⅤ候補筆頭の兼本将太は4月高知MNの落車で状態は未知数。混戦模様の中、磯島康祐、丸山貴秀の北勢に期待したい。本命に推す磯島は年末年始の乱調は脱して、勢いが戻ってきた。今年に入っての優勝は3月伊東MNの1回だけながら、好位を捌いてのまくりで、小林令、矢口大を破ったものだから価値が高い。後手を踏まない組み立てからしっかり仕掛けられれば、ここもV奪取は有望。勝って7月からのS級復帰に弾みを付けていきたい。
日野博之、山原利秀、宮本佳樹、櫻井太士、土井勲らと中四国勢も戦力はまとまっている。日野も降級した今期の優勝は2月別府のみだが、大石崇、緒方将を撃破と負けていない。先行基本の積極策で別線を沈黙させることも。
1月に特班すると、前記の高知決勝で落車するまで一度も確定板を外していなかった兼本が万全の状態で出走なら川又裕樹との九州勢が本線になる。兼本が持ち前のスピード地脚で、磯島、日野らを圧倒する。
先行意欲旺盛な浅見隼が台風の目となりそう。