スピード優る和田真

和田真久留
やや安定性に欠ける面はあるが、スピード一番の和田真久留に本命期待したい。ダービーでは着と負け戦ながら3度の確定板入り。まくり合戦を制して島川将、寺崎浩、坂本貴をまとめて破った2走目の走りはさすがだった。ここもタイミングを逃さずしっかり仕掛けていければ勝てる。
和田以上にダービーで活躍を見せたのが宿口陽一、武藤龍生の埼玉コンビだ。宿口は着、そして武藤は着と初の特別優参を果たした。ダービー後にセッティングを換えて更なる進化を求める宿口の自力攻撃が決まって、鋭脚・武藤とのワンツーは十分考えられるところ。
吉田敏洋の一発もあっていい。年齢的に常にベストの状態を保つのは厳しくなっているが、ダービーでは落車の影響もなく動けていた。1月豊橋記念では浅井康の仕掛けに乗って、松浦悠、深谷知らの強豪を倒して優勝する大仕事もやってのけている。上り調子の山田諒が先手を奪うレースになりそうだし、番手から有利に抜け出すかも。
さらに近況良好な中井太祐も得意のまくりで台頭が怖い。