武田亮がV争いの中心
先行パワー際立つ武田亮がV争いの軸。今年の優勝1回に対して準Vは4回とやや末の甘さは感じられるが、対戦する同型や援軍の多寡に関係なく常に前へ前へ攻め込むレースは迫力満点だ。7月からS級に上がる東京のスター候補は1月当所MN着の借りをしっかり返す。怪我明けでまだ本調子ではないが、岩崎大和が武田に食い下がる。
栗本尚宗、渡邉雅也、鈴木良太の南関勢が手強い。前S級の鈴木は今期V3、準V3回、決勝3着も3回とさすがの貫禄。栗本は弟のデビューに刺激を受けて5月大宮着では力強い動きが目立っていた。渡邉もまだ粗削りな面はあるものの、特班後2Vで2月立川の決勝では鈴木を振り切っているように脚はある。目標に事欠かない鈴木に流れが向く可能性は十分だろう。
北勢は、スケール大きい走りを見せる前川大輔が決勝に乗ってくれば。その場合は番手がある金澤竜二、安定感抜群の三浦雄大らで上位独占も狙える。