安定感ある武田亮が中心
武田亮が追加参戦となり、関東勢の勢力がグッと強まった。武田は昨年12月松阪から一度も優出を逃さない安定感を見せていて、今期はここまでにV1と準V4回。最終バックを取る早めの仕掛けで随所に別線を圧倒している。来期は初のS級が決まっているので、今回も結果を残して勢いを加速させたい。地元の松永将や、坂本将太郎がアシストしてラインで上位独占を目指す。
成績が右肩上がりの高田修汰も要注意だ。昨年後期は優出を逃すことも多かったが、今期は5月青森までほとんどの開催で優出に成功。4月広島の決勝では、最終2コーナーまくりで番手の山本巨樹を振り切ってA級1、2班戦初V。8連勝だった兼本将太の特進も阻止した。続く福井も先行策で完全優勝を飾っているし、近況も積極的なレースで1着が多い。中部勢には松山桂輔、上田裕和、後藤彰仁ら堅実なメンバーがそろっているので、ここも思い切った仕掛けで同期の武田に挑む。
もつれる展開になれば、磯島康祐と三澤康人の北日本コンビの一発が怖い存在だ。