機動力優る木村弘
1カ月の欠場期間がありながら今期4VとA級ではレベルの違う機動力を持つ木村弘が本命に最も相応しい。9着に終わったレインボーカップにしても藤井侑を出させず先行した走りは迫力満点だった。ここは長走路だし、人気を集める一戦。しっかりタイミングを計っての一撃で決着を付け、次走からのS級復帰に弾みを付ける。北同士の牧田賢也はどう出るか。並ぶなら、戦法的により柔軟性の牧田が後ろを回る方が自然だが…。
1月に特班し、1・2班戦でも2V、準V2回、決勝3着も2回。まだ底を見せていない橋本優己が格上の木村らに挑戦状を叩きつける。あまり長い距離を踏んで勝負するタイプではなく、ここも冷静に戦況を見極めてから加速強烈なタテ攻撃を仕掛けてきそう。
関東地区の一戦だけに、伊藤慶太郎も譲れない。今期は2Vを始め安定した成績を残しており、ここも積極的に攻めて活路を見出す。
中釜章成も5月豊橋MNを快速まくりで優勝するなど調子を上げてきた。今期のS級点をより確かなものとするためにもモチベーション高く走る。