西村光のリベンジ戦だ
西村光太が4月開催で失格を喫している当所で借りを返す。きっちりV獲りで次走からのS級へと向かう。11年ぶり降級の今期だったが、まさにレベルが違った。藤井侑と共倒れでレインボーカップでの特進は逃がしたが、そこまでは前記の当所戦を除けば全て決勝で確定板入りしV6と圧倒的な戦績。意外にも三重同士の西浦仙哉とはこれまで一緒のレースを走っていないが、ここぞという所で必ず仕掛ける西浦になら持ち味を尊重して前を任せることも。また、調子を上げてきた山口聖矢が中部ラインの先頭を買って出る可能性もありそう。いずれにせよ、西村は最終的に鋭脚を伸ばしてアタマを取る。
新納大輝、中村健志の九州勢が本線の中部勢を襲う。ダッシュを生かした新納のまくりが決まれば、中村の出番だ。中村は、西村と同様にA級では格上の差し脚を披露。今期は全ての開催で優参し、V1、準V4回と文句なしの戦績を残している。
戸田康平、久樹克門、下野義城と機動型がそろう四国勢も黙っていない。優勝争いには必ず加わってこよう。
櫻井太士、近藤修康の中国勢もレースの流れに乗っていければ。