期待の町田太がしっかり
機動力抜けた町田太我が主役を務める。次世代スター候補の呼び声も高く、昨年11月に特進してからはF1戦の優勝2回、G3戦では優参続きと着実に実績を積み上げていっている。地脚タイプで、外々を回し過ぎたり仕掛け方にもまだ課題があるので、出切れず不発のモロさは残る町田。しかし、そのスピード、パワーは破格のものがあり、出切ってしまえば誰も寄せ付けない。西岡拓朗だけでなく、組み合わせ次第では宮本隼輔や山形一気、久米良、木村隆弘の徳島勢を味方に加えることも可能だし、優位にレースを運んでしっかり期待に応えたい。
伊藤颯馬が率いる九州勢が対抗する。ダッシュ良く伊藤が主導権を握る展開なら町田を苦しめる可能性は十分。小川勇介、島田竜二、合志正臣らが続いてライン的にも強固だ。小川は好調時の差し脚が戻って5月には松山、松阪を連覇。しかも松山の優勝は伊藤の先行を利してものだった。再びしっかりガードから抜け出す可能性は十分だろう。