中村翔に期待も接戦
上位の脚力は拮抗しているが、九州地区の一戦でもあり中村翔平を本命に推した。落車があってデビュー直後はややつまずいたが、11月以降は非常に安定した成績を残していて、5月小倉MNでは初Vも決めた。先行力が強化されたのは一番の強調材料で、ここも原司らの援護を受けて押し切りを目指す。
秋本耀太郎が117期対決に燃える。こちらも粗削りな面はあるが、4月名古屋で初Vを達成するなど順当に力を発揮している。名古屋の優勝は長屋秀らを相手に逃げ切ってのものだから評価も高い。出切ってしまえば強靭な粘りを発揮してきそう。
新鋭対決に待ったをかけるのが平川雅晃だ。今期は1・2班戦でも通用していた機動力が猛威を振るっており、3月川崎MN、4月小田原を連覇した実績を持つ。特に小田原の決勝は単騎戦となりながら、大逃げを打った秋本や藤田周らを一蹴した。ここも冷静に一撃を決めてくるかも。