勝機を逃さず山崎充
混戦模様も、流れは山崎充央に向きそう。17年後期以来のA級となった山崎だが、弟子の活躍も励みになってまだまだ闘志は衰えていない。6月平塚で1・2班戦優勝を逃げ切りで果たした宮下一歩、自在戦で売り出す佐藤礼文ら目標には困らないシリーズ。しっかりチャンスをモノにして好スタートを切りたい。
猪狩祐樹、谷津田将吾の地元コンビが軸になる北勢から狙ってもいい。猪狩はここにきて成績が急上昇で、4月前橋以降は8場所で7回決勝乗っている。豪快なカマシを決めて別線完封は十分だろう。
坂木田雄介、成清謙二郎の千葉勢が波乱を呼ぶ。近年はS級とA級のエレベーター状態が続く成清はA級なら差し脚上位。ベテランらしくレースの駆け引きが巧みな坂木田のペースなら両者で上位独占まで考えられそう。