好目標を得た渡邉豪
期替わり直後で狙いは絞りにくいが、前期S級1班の渡邉豪大が格の違いを示すか。落車、失格で17年後期以来の降級となったものの、自力自在な立ち回りで存在感を発揮していた。ここは売り出し中の渡邉雅也がいるので、番手で盛り立てながら最後は鋭く抜け出す。ライン3番手も、A級となると存在感を発揮する三住博昭が固めて南関勢優位な流れをさらに確かなものとしよう。
対するは、大矢崇弘、山田義彦、須藤直道の関東勢だ。先導役の大矢はS級とA級のエレベーターが続いているが、降級してS級でも一発あったタテ攻撃が再び猛威を振るう。自力でもV十分な山田は、大矢の番手なら優勝確率は一層高まる。降級直前には連対が増えていた須藤も侮れない。
坂本紘規、前川大輔の機動型に、坂口卓士、尾形鉄馬。北勢も戦力に不足はなく、激戦に拍車をかける。