パワー溢れる眞杉匠
G1初参戦(補充出走を除く)だったダービーで着と大ブレイクした眞杉匠。その後もパワー溢れる自力攻撃で別線をねじ伏せている。6月久留米記念では1着と2勝、前期の勝ち星を19に伸ばした。主導権を握って押し切るとみて本命に推した。久木原洋はまくり主体の競走だが、眞杉匠と連係が叶うようなら前を任せるか。
松谷秀幸も有力な優勝候補だ。今年はまだ優勝には手が届いていないものの、4月川崎記念で準V、高松宮記念杯では準決進出など戦歴は上位。ここは大石剣士を目標にできるので、展開の利を得られる可能性も大いにある。その大石は6月豊橋では3連勝で今年の初Vを達成。決勝は眞杉匠と森田優がやり合って展開が向いた面はあるものの、豪快に前団を飲み込んでいる。好発進なら好勝負に持ち込める。
原口昌平、田中誠の福岡勢に濱田浩司が続いて西日本ラインを形成か。関東、南関に比べるとやや見劣りするが軽視はできない。