完調なら大塚英が主役
格的には大塚英伸が断然だ。失格点があって16年前期以来の降級となったが、S級でもコンスタントに確定板入りしていたように差し脚はまだまだ切れている。小林稜武か、佐々木眞也、柴田功一郎の地元勢との連係から直線鋭く抜け出す。ただし、大塚は5月函館で落車してから欠場が続いている。本調子を書くようならV戦線の行方は変わってくる。
6月西武園71着など前期はS級で12勝を挙げた小堺浩二が怖い。こちらも失格点による降級で、破壊力あるまくりがA級では一層猛威を振るいそう。もちろん、番手戦でも問題なく、重倉高史と同乗なら前を任せて一層有利に運ぶ。
小峰烈、関貴之の関東勢も前期S級で一発あった健脚で、V争いにもしっかり加わってこよう。