藤田昌が鋭脚を発揮
6月別府記念で3度の確定板入り、続く取手は2着と勢いがある状態で降級となった藤田昌宏を本命に推す。そもそも藤田はA級となると自力が飛び出すくらい存在感を発揮する選手。昨年9月の小倉MNでは晝田宗を利し、町田太、岩谷拓を破って優勝するヒットを飛ばしていた。今回は小川祐司との連係も叶いそうで、しっかりチャンスをモノにして降級初戦から乗っていく。
佐方良行、田中陽平の熊本コンビが怖い。やはり失格点で降級となった佐方だが、まくりの機動力は健在。以前と同様にA級なら常にV争いに加わってくるだろう。
さて、本来なら中心視したい大洞翔平だが、4月に落車してから欠場が続いていて、初日の動きで判断したいところ。仮に大洞が本調子になくとも、地元勢には売り出し中の新鋭・小浦凪と前期2Vの堀兼壽がいる。自力型同士で上手くラインが組めれば堀に絶好の流れとなることも。また、中部では水谷将司、八日市屋浩之もV候補に挙げられる。