勢いを取り戻した今野大

今野大輔
21年後期の開幕ミッドナイトだが、119回生がデビューしてくるチャレンジ戦と異なり、1・2班戦には降級の選手も昇班の若手も見当たらない。混戦模様の中、今野大輔を本命に推す。降級の今期はやや苦戦した印象もあるが、それでも準V2回、決勝3着が3回などしぶとく着をまとめていき、6月武雄では好位確保から上がり10秒9の快速まくりを決めて後続を千切り待望のVを飾った。勢いを駆って後期は好スタートを切りたいところだろう。3月高知MNでのVが光る川上修平か、場合によっては川又裕樹、城戸崎隆史の九州勢の援護も見込めそうで、レースも優位に運べる可能性がある。
井上嵩、清水広幸、坂上樹大の中部勢が対抗する。最近の井上は流れで何でもやっている感じで、持ち前のダッシュ力を生かして好機に踏み出していければ一発ある。
近畿勢は井坂泰誓、中井護、堺文人という布陣。井坂は安定性には欠ける面があるが、パンチ力もあるし、今回のメンバーの中では積極性も一番ある。仕掛けのタイミング次第ではラインを上位独占に導く可能性もありそう。