上吹越直に期待も混戦
地元のスター候補・犬伏湧が断然の本命となるチャレンジ戦と異なり、1・2班戦は各地区に主力が分散し、狙いは非常に絞りづらい。ここはS降りの上吹越直樹に期待したい。1年でA級に逆戻りになったものの、コンスタントに勝ち星を挙げていて前期最終戦の6月高知は52着。町田太と戦った予選を除けば切れ味を発揮していた。ここは徳永哲人、高木竜司の熊本勢や中里福太郎らの西九州勢との連係は考えず、まくり兼備のタテ脚で勝負。鋭く突き抜ける。5月に連続優勝もあった徳永もVの有力候補だ。まくりが飛び出すか。
6月大垣MNをまくりVと本格化してきた山口聖矢、前期S級でも積極策に徹して存在をアピールした奥出良と中部の機動力が強力だ。この2人で組むのは難しくても、山口智弘や中近で渡辺航平ら呼応する選手がいて、それぞれしっかりしたラインで戦えれば好勝負は必至。こちらを中心視しても良さそう。
先行意欲高い畝木聖に乗る戸伏康夫らの動向からも目が離せない。