吉武信が実力を発揮

吉武信太朗
機動力優る吉武信太朗がV争いをリードする。失格点で降級となったものの、2年半在籍したS級ではコンスタントに勝ち星を挙げて存在感を示していた。前期も失格、落車とアクシデントに見舞われながらも予般戦を中心に好走。積極的に先手を奪って勝負する自分のスタイルを貫いてA級好スタートを切る。番手戦もこなす清水一幸や、吉永和生、櫻井太士の中国勢と援軍もそろっている。
瀬戸晋作、屋宜浩二、谷元奎心の九州勢が相手。谷本、屋宜の同支部勢と瀬戸で別れて戦う可能性もあるが、ともに有力なV候補となる。直近5場所でV1、準V2回と瀬戸は動きが軽快だし、売り出し中の谷元が先制なら屋宜は勝機を逃さないだろう。
中釜章成も降級の前期はほとんどの場所で決勝に乗ってV1、準V2回と勢いが戻りつつある。乗る佐藤成人とともに軽視は禁物。