坂本紘が率いる北日本勢
坂本紘規を先導役に、保科千春、野木義規でラインを形成する北日本勢がV争いをリードする。本命に推す坂本の調子がいい。昨年10月に特班し、まだ1・2班戦でのVこそないものの、6月西武園、7月富山を準Vと初優勝は時間の問題。117期のゴールデンキャッパーというエリートで、スピードは一級品。ペースで駆けて最後までしっかり踏み切れればV奪取といこう。保科は自力基本に柔軟な立ち回りが売り。坂本の番手ならもちろん、絶好のVチャンスだ。
山田義彦、鈴木謙二の埼京コンビが怖い。以前に連係した時は山田が前で戦っており、今回も山田-鈴木で攻めよう。山田が後手を踏まない組み立からタテ脚を繰り出せば両者でワンツー決着もありそう。
谷口友真もS降りの意地がある。S級でもコンスタントに連対していた機動力は坂本らに何ら見劣りしない。好機に発進なら一発十分。坂本匡洋が続く。谷本奨輝や倉田紘希が決勝に乗ってこなければ、笹倉慎也は大阪勢追走から勝機を窺うか。
さらに、柏木伸介、中曽直彦の南関コンビも伏兵で見逃せない。