モノが違う渡邉豪

渡邉豪大
タテ脚のキレ、ヨコの捌きともにA級ではレベルが違う渡邉豪大がここも主役だ。渡邉豪は失格点でA級陥落となったとはいえ、前期S級1班で競走得点は102点オーバーだった選手。降級するや、7月取手着、函館着と手が付けられない状態になっている。今回一緒の渡邉雅也とは前記の取手決勝でも連係していて、ワンツーが決まっている。ただ、この時はやや呼吸が合わないところがあったので、今度は息を合わせて力を見せ付ける。柴田功一郎が静岡勢後位を固めて強力な南関ラインを形成する。
磯島成介、三浦翔大、高橋幸司と機動型がそろう北勢が怖い。特に磯島は7月京王閣で太田龍、上原龍を完封して逃げ切り優勝している。そこまで仕掛け早いタイプではないものの、踏み出してからの加速力は半端ない。
関東勢は地元の宮下貴之、平原啓多を軸に抵抗する。先陣を受け持つ小峰烈は7月弥彦MNの準決を逃げ切り勝ち。タイミング良く飛び出せば、波乱を呼べる。