大洞翔が鋭脚を発揮
鋭脚を誇る大洞翔平が期待に応える。4月の落車で前期の後半を棒に振ったが、復帰した降級の今期は順調そのもので、3場所走った時点でオール確定板入りし、7月立川ではバック最後方の展開から直線一気の強襲でアタマまで突き抜けて優勝もしている。自分で自在に組み立てることもできるが、基本は番手戦。ここはS降り同士で連係実績もある吉川起也を盛り立てながらきっちり抜け出す。
八谷誠賢、西田大志の福岡勢に、上吹越俊一らの九州勢も優勝者を出せる陣容だ。西田が8月松山MNで落車しているのは気掛かりだが、八谷は7月奈良で完全優勝するなど乗れているし、上吹越もまくりは相変らず破壊力満点。
7月佐世保を制している大瀬戸潤一郎の差し脚は軽視できない。さらに売り出し中の枠元一葵にも警戒したい。