地元は譲らない渡口勝
16日からのモーニング7はチャレンジ戦。粒がそろった119期生の中から地元の渡口勝成を本命に指名したい。ルーキーシリーズが思わぬ不振で落車もして評価を下げたが、本格デビュー後は諸々の不安を一掃。7月松阪を逃げ切り優勝して好スタートを切った。地脚タイプで長い距離を踏んで勝負するのが身上だけに、初の地元戦も先行勝負に迷いはないだろう。同期同地区の橋本凌汰が一番のライバルとなりそうだが、中四国は選手層が厚いのでラインはできるはず。譲れない一戦で結果を出す。
橋本もルーキーシリーズは同じく落車もあって目立たなかったが、7月岸和田は準V。さすがに119期ナンバーツーの志田龍には勝てなかったものの、叩かれると番手に飛び付いてゴール前は迫っていた。戦法、脚質が被る渡口とも真っ向勝負で逆転Vは十分狙えそう。
上野恭哉、梶原大地の福岡119期勢ももちろん黙っていない。上野は前記の松阪の準決で渡口をまくれず着外に沈んだのでそのリベンジ、梶原は本格デビュー2戦目の7月佐世保で単騎ガマシで米嶋恵以下をぶっ千切って優勝している。ダッシュ強烈な梶原は地脚脚質の他の3人にとっては脅威の存在となるのでは。