津村洸が軸の九州勢

津村洸次郎
脚力伯仲の混戦も、津村洸次郎、松尾信太郎の福岡勢に、島田竜二の九州勢を中心視。軸になる津村は破壊力あるタテ攻撃を生かせる器用さを身に付け成績上昇中。自分で前々好位からのまくりで勝てるが、原口昌平が決勝に乗ってくれば展開の利も得られる可能性がある。直線確実に伸びてきて白星が多い島田も見逃せないところ。九州勢には格上の大塚健一郎もいるが、負傷欠場中で復帰してきても多くは望めないか。
川村晃司、岡崎智哉の機動型に、三谷将太、伊代野貴照の近畿勢から優勝者が出るかも。川村の馬力ある自力攻撃は健在だし、6月久留米記念で3連対の岡崎のまくりも鋭い。4月奈良G3を制した三谷が勝機を生かす可能性は十分。
相変らず好不調の波が激しく、現在は絶不調の宮本隼輔も今回のメンバーなら力を出し切って巻き返すチャンス。昨年2V、今年も4月高松で優勝している実績からノーマークにはできない。濱田浩司、北村信明と援軍はそろっている。
川口聖二、山口泰生の岐阜コンビにも注意。川口もやや低調だが、一気攻撃が決まればあっさりのシーンも。その場合は山口も鋭脚を伸ばしてくる。