尾方真の独壇場か
13日からのモーニング開催はガールズ戦がメイン。尾方真生の独走ムードに待ったを懸けられる選手が果たして出てくるかといったシリーズだ。今年はここまで8Vをマークし、ガールズケイリンフェスティバルでは姉弟子の児玉碧を破ってステージをまた一つ上げた尾方の今年の目標はグランプリ出場を果たす事。普通開催では負けられないところで、一気のカマシで主導権を奪って力の違いを見せてくれよう。
対するは林真奈美と西島叶子。尾方とは同門でその走りは知り尽くしている林だが、強烈まくりで1月久留米、高松を連覇して以降は目立つヒットがない。尾方とも4月小倉MNで対戦して、予選2、決勝と2タテされている。連候補としては絶対に外せない存在ながら、尾方を倒すところまでは厳しいか。むしろ4月当所MNで柳原真、中川諒を倒してV、7月久留米では林らを2コーナーまくりで下して今年2V目を飾った西島の方に魅力を感じる。安定感なら林だが、一発の魅力なら西島だ。
3強にルーキーの吉川美穂、西脇美唯奈が挑む。吉川は競技経験豊富なオールラウンダーらしく本格デビュー2戦をともに優参して、それぞれ決勝3着、準Vと結果を出している。若手ホープの尾方との対戦は見ものだろう。西脇は本格デビュー戦で決勝は外したが、最終日は1周以上逃げて2着と素質の片鱗は見せていた。レースに慣れてくれば卒記チャンプらしいガッツある走りで上位陣を脅かそう。