太田美と大久保花の力勝負
19日からのモーニング7はチャレンジ、ガールズ戦。メインのガールズは大久保花梨、太田美穂の強力機動型2人がV戦線をリードする。今年の優勝は大久保が5回、太田が4回と優劣付け難い2人だが、最近のレース内容から太田を本命に指名したい。6月松山は大久保が太田を交わして優勝したが、尾方真をまくりでねじ伏せて行った太田のパワーの方が光っていた。太田はその後、7月前橋を逃げ切り完全V。ガールズケイリンフェスティバルでは決勝に乗れなかったが、最終日は山原さのまくりを合わせ切って2着に逃げ粘り、内に埋まって5着に終わった大久保に先着している。今の勢い、今回の相手なら機動力を存分に発揮しての押し切るとみた。
もちろん、総合力が高い大久保を重視してもいい。5月福井から圧巻の4連覇もあったし、自力で強く、位置取りもしっかりしていて流れの中での対応力の高さはガールズ屈指のレベルだ。ここも太田の動きを射程に入れて一撃逆転は十分だろう。
両者に迫るのは、比嘉真梨代、那須萌美、高橋智香、日野未来ら。中でもタテ脚強化に励む比嘉の充実ぶりには光るものがあり、7月松山MNは21着。未だ優勝がないのが不思議な程で、そろそろ殻を破るか。那須は落車が多く体調万全ではないが、7月武雄を準Vなどガッツある走りが特徴。安定感ある高橋、自力健在で別府は準地元の日野も一髪の魅力を秘める。