119期の精鋭が激突!!
119期の中でも精鋭がそろって熾烈なV争いが繰り広げられる。中でも木村皆斗、北井佑季、徳田匠は誰を本命に推してもいいが、地の利も買って北井佑季からいく。Jリーグ出身のアスリートで、ゴールデンキャッパーの一人。地脚を生かして長い距離を踏んで勝負していく徹底先行のスタイルで売り出す構えで、本格デビュー戦の7月西武園MNを完全V、続く平塚は1着とV逸も、打鐘前先行で窪木一の2着なら評価は下がらない。地元の短走路で真価を発揮する。
木村皆斗はゴールデンキャップを2回獲得している次世代スター候補だ。本格デビュー戦の弥彦MNは同期とのモガキ合いで脚を使い、続く大宮は鈴木浩-新村穣の南関作戦を捕らえ切れず、ともに1着だったが、8月青森MNは1着。決勝はうっ憤を晴らす上がり11秒0のまくりを決めてみせた。地脚タイプながら強烈ダッシュがうりというオールラウンダーはレース運びもうまい。順調にいけばこの場所に特班が懸かる可能性もあり、その場合は本命視していい。
徳田匠も総力戦で立ち向かう。兄2人はロードレーサーで地脚が武器だが、流れで何でもできるレースセンスがある。本格デビュー戦の7月向日町MNは完全優勝したが、その後は117期の仲野結、同期の上野雅に立て続けに特班を許す悔しい思いをしている。ここは主役を奪ってみせたい。
石田拓真、大高彰馬もこの争いに食らい付いていきたい。まだまだ粗削りな2人だが、まずはトップ3との対戦が濃厚な準決を突破して優勝争いに加わっていけるか。