野原雅が機動力を発揮

野原雅也
野原雅也がV争いをリードする。オールスターは着。島川雅、森田優らを5番手から一気に飲み込んで一次予選1を快勝し、最終的に特別優秀戦まで勝ち上がって存在感を示していた。デキは問題ないので、持ち前の機動力を存分に発揮しよう。伊藤信が野原の番手を回らず自力戦を選択なら、川口公太朗が野原と連係して上位独占を目指す。
格なら諸橋愛が一番。オールスターでは準決4着で決勝進出はならなかったが、目標不在のオリオン賞で3着と動き自体は悪くなかった。前々にしっかり攻めている雨谷一樹に前を任せてアタマ獲りといくか。杉森輝大がライン3番手から差し脚を伸ばす。関東勢では阿部大樹、武藤龍生の埼玉勢にも警戒したい。
オールスターでも2勝を挙げた渡邉一成のスピードを中心視する手も。やや組み立てが単調だが、7車立てのF1戦なら無類の強さを見せる可能性は高い。竹内智彦、齋藤登志信と援軍がそろっている点も強調材料となろう。