小笹隼が今度こそ決める
小笹隼人、真田晃の近畿勢がV争いをリード。本命は地元の小笹だ。今年はここまで4VをマークするなどA級では格上の機動型。ただ、当所は2月、4月、7月と走ってVには届いていないので今度こそはの思いだろう。歯が立たないような同型はいないので、的確なタイミングで一撃を決めてくるか。堅実な真田もそろそろ降級後初Vがあっていい。
宗崎世連、栗田貴徳の四国勢にも魅力を感じる。両者の連係は過去に昨年12月広島記念での1回しかないが、この時は宗崎が先制し、大西祐が番手まくりで栗田がその後ろから突き抜けて取鳥雄ら強敵を破っていた。ここも宗崎が若手の好きにさせないと主導権を奪えば栗田が恵まれるケースも。
その若手とは下岡将也、谷元奎心。谷元は8月岸和田で宗崎らを完封して逃げ切り優勝しており、ラインがしっかりすればここも一発ありそう。下岡はまだ1・2班戦でのVはないが、強烈ダッシュで繰り出すタテ攻撃は大駆けの魅力たっぷり。
降級してからピリッとしない滝本泰行が立ち直ってくれば石田洋秀の浮上も。