熊本コンビが決める
上野優太、佐方良行の熊本コンビがV争いをリードする。上野は自在性を高めていて自力をあまり出さなくなっているが、それでも上野-佐方での連係が自然か。まだまだまくり勝負でVある佐方に前を任されたら上田も後手は踏めない。好位奪取から仕掛けて出ていきそうで、流れは佐方に向くか。
藤田昌宏にもチャンスがありそうな一戦だ。8月松山MNをまくって優勝している村上竜馬や自力自在戦で抜群の安定感を誇る川口雄太の番手を回れれば、藤田にとっては腕の見せ所。S級でもコンスタントに連対あった鋭脚を発揮するか。
降級した今年の優勝は4月豊橋の1回だけながら、本来のペースを完全に取り戻した感がある松山桂輔からも狙える。売り出し中の内藤久文か太田剛司を追走から勝機を見出すか。 中野雄喜もV候補の一角を占める。8月函館で原田亮をまくって優勝と怪我の調子もなくなり上昇一途。機動力をフルに発揮ならV十分だろう。