地力強化した宿口陽
高松宮記念杯で初タイトルを手中にした宿口陽一。その後もオールスター着、共同通信社杯着などG1で大活躍している。昨年は20%だった勝率が今年は38%まで上昇していて、地力強化されているのは疑う余地はない。当所は6月に参戦して優勝しており、今シリーズは連覇を目指す。関東勢は河村雅章、朝倉智仁と機動型がそろった。河村は高松宮記念杯の一次予選では宿口に前を任せていて、ここも後ろを固めるか。朝倉は先行で売り出し中の新鋭。関東ラインの先頭で主導権奪取に全力投球だ。
北日本勢は駒数豊富。成田和也、渡部幸訓の福島勢に坂本周作、嵯峨昇喜郎の地元勢に橋本智昭。中でも成田はオールスターで決勝に乗るなど戦歴上位の実力者だ。一枚岩になるのかは流動的ながら北日本勢から優勝者が出る可能性は大いにありそう。