地元の若手機動型が集結
齋木翔多、長田龍拳、仁藤秀と地元の若手機動型が顔をそろえた。齋木と長田はまだ一緒に走った事がないし、この3人での連係の有無の含めて流動的な面があるが、まとまるなら一番年若い長田が先陣を受け持ち、齋木、仁藤での折り合いが一番自然か。いずれにせよ本命には長田を推す。長い距離をハイスピードで踏み切る持ち味のレースが冴えて9月宇都宮MN着、10月青森MN着と乗りに乗っている。戦法の幅を広げた齋木も長田の番手ならチャンスだ。それぞれ別れて力勝負なら、南関の須藤悟や副島和人らマーク陣にも出番。
林敬宏が同期の長田や仁藤らを相手に闘志を燃やす。最近は決勝を外す場所が続いている林だが、7月に昇班してすでに2回優勝している。チャレンジ時代から貫く徹底先行で別線完封を目論む。林のレースになれば、松山桂輔に絶好のV機が到来する。初連係となる林と息を合わせて4月豊橋以来のV奪取はなるか。また、中部では奥出良もVを狙える機動型で動向に注意。
小峰烈、大薗宏の関東勢も軽視は禁物だ。小峰もここという時に必ず仕掛けて出る選手でS級でも一発があったくらいだ。降級の今期も非常に安定した成績を残している。