切れ味が甦った菅田壱
低空飛行が続いていた菅田壱道だが、ようやくトンネルを抜け出した印象だ。寬仁親王牌着では一昨年のオールスター以来となるG1優参を果たしている。続く11月大宮は優参は逃がすも初日特選では逃げて2着に粘っている。自力勝負でも十分に優勝が狙える状態だが、後輩の阿部拓真、橋本智昭らとの連係が叶うようなら前を任せるか。阿部は9月青森記念、11月防府記念はともに決勝に乗っていて自在戦が冴え渡っている。主役を演じてもおかしくない。北日本勢は他にも伏見俊昭、大森慶一、竹村勇祐とそろっている。
南関勢は山賀雅仁、成清貴之の千葉コンビに福田知也といった面々なら、山賀が先頭で戦うか。機動型の比較では北日本勢に見劣りするので、苦戦は免れそうにない。山賀は9月松戸で優勝しているし、11月和歌山は優参は成らずも2着など調子は悪くないが…。