出走なら地元の木村皆
10月31日からの松戸MNで特班を決めている可能性もあるが、出走なら地元の木村皆斗で負けられない。養成所時代には2度のゴールデンキャップ獲得を果たしているエリートは、長い距離を踏める上に、ダッシュにも自信があるというオールラウンダー。深瀬泰我、菅野航基らとの同期対決を制圧する。関東では大畑裕貴も機動型で、これまで木村とは別で自力勝負している。ここも連係はないか。
木村が不在なら深瀬にVチャンスが到来。12月に29歳を迎えるオールドルーキーだけに勝機はきっちりモノにしたい。身上の積極策で決めてくるか。
菅野も9月平塚で初優勝を達成するなど着実にステップアップ。ここも先行基本の走りでどこまで粘り込めるかだろう。
新人以外では、中村美千隆、北浦弘幹の近畿ベテランコンビに注目。中村は10月豊橋MNで番手まくりながら、新人の鈴木浩の反撃を合わせ切って優勝を飾っている。チャレンジに落ちて機動力が蘇っただけに軽視は絶対に禁物だろう。