地元の白井優が期待に応える

白井優太朗
そろった119期勢に、佐藤健太も加わってのV争い。本命は初の地元戦を迎える白井優太朗だ。吉本哲郎門下で恵まれた練習環境の下で順調に力を付けており、9月名古屋MNで初Vを達成すると、その後は怒涛のVラッシュ。師匠の教えを守り、ここも最終バックは譲らない積極的な組み立てでVを目指す。
近藤翔馬のスピードを重視する手も。地脚タイプで長い距離を踏んでの勝負は望むところ。唯一の優勝は番手を回ってのもので、それ以外は準V3回など惜しいレースが続いているので、そろそろ自分のレースで押し切りたい。
11月小倉MNで初優勝を決めた松本憲斗も有力なV候補となる。上野恭哉、佐藤健太の福岡勢とは別競走で援軍は手薄となりそうだが、冷静に流れを見極めて仕掛けていければ一発ある。もちろん、福岡コンビも軽視は禁物で、特に佐藤の俊敏な走りは新人にも十分対抗できるレベルだ。上野が後手を踏まない限り勝機は見出せる。
岩城佑典もVこそないが、決勝は外していないので、そろそろの期待は持てそう。思い切って攻めていければ波乱を呼ぶ。