和歌山コンビで断然
石塚慶一郎、北浦弘幹の和歌山コンビがV争いをリードする。本命の石塚は119期ナンバー4のエリート。完全優勝した10月松阪MNの決勝は中団、中団と好ポジションをキープからまくり一撃で上遠野拓らそろった同期勢を一蹴と器用な持ち味が存分に出ていた。しかも、この松阪は3日間マークの北浦とワンツーが決まっており、今回もその再現に期待するのは自然だろう。
そうはさせじと九州代表の田村大が燃える。田村はここの前の松山MNで特班を決めている可能性があるので狙いを下げたが、出走なら本命に推してもいいだろう。積極的に先手を奪う競走で敵を沈黙させる。田村が不在の場合は入江航太がどこまで石塚に抵抗できるかだが、まだ全体に力不足の感は否めずよほど好タイミングで仕掛けられない限り厳しい。
むしろ10月豊橋MNで鈴木浩らを破って優勝している中村美千隆が怖いが、近畿同士の和歌山勢と別線勝負をするかどうか。