熊本コンビがしっかり
各地区の戦力は拮抗しているが、松岡孔明、上野優太の熊本コンビに期待したい。本命に推す松岡はA級にも慣れた8月以降のレースを1V、準V4回。まくり兼備のタテ脚の切れはさすがにレベルが違う。上野とは11月別府でも初日特選、準決と連係したばかりで準決では上野が強引に先行する展開にもレース判断を誤って連係を外す痛恨のミスを犯している。ここは借りを返す一戦で、上野の動きにしっかり付け切って鋭脚を伸ばす。上野も別府では松岡を連れて連日積極策に出ていたので、再び自力選手としてアピールする競走をするかも。出方に注目だ。
藤原俊太郎、國村洋の中国コンビを狙ってもいい。近況一息だった藤原だが、11月小松島での準VなどS級復帰に向けて調子も上げてきている。5月には当所で逃げ切り優勝を果たしているし、後ろが地元の國村なら一層気合も入る。藤原がすんなり先手を握る展開になったら面白い。
谷口友真も有力なV候補となる。降級の今期は3回優勝しており、流れに乗っての一撃には当然警戒が必要だ。ベテラン健在な布居寛幸と連独占も。
さらに戸田康平、吉川嘉斗の四国勢もノーマークにはできない。