快速誇る山崎賢が本命

山崎賢人
自転車競技が中心のスケジュールで今年はまだ36走しかしていない山崎賢人。2足の草鞋ながら本業の競輪でも結果を出していて、高松宮記念杯、サマーナイトフェスティバルで決勝進出。F1戦は4場所走って2V、準V2回、決勝で連を外していない。自慢のスピードを遺憾なく発揮して今年の最終戦をVで締める。北津留翼は自力基本の競走だが、山崎との連係が叶うようなら前を任せるか。競輪祭着では素晴らしいスピードを披露していて調子は申し分ない。今年は11月末までに39勝を挙げているように自力攻撃の破壊力は相変わらずだ。すんなり山崎の番手を回れれば単十分。
四国勢も戦力は整っている。自力型は松本貴治、島川将貴、追い込み型には高原仁志、池田憲昭。中でも松本は12月松山記念2着と好走していて、決勝は逃げて橋本強の地元記念Vに大きく貢献した。一枚岩になるかは流動的だが、好連係を決めれば四国勢から優勝者が出る場面もありうる。