相笠翔が地元から好発進
地元の新春開催なら相笠翔太は緩められない。1年ぶりのA級となったが、前のA級時はさすがの機動力を発揮していたし、S級でも強烈なカマシ、まくりで随所に一発があった。踏み慣れた走路なら強敵をまとめてねじ伏せられるが、ここは売り出し中の新鋭・木村佑来の番手で一層有利に運べそう。木村は12月向日町で1・2班戦初Ⅴ。スピードある仕掛けはA級ではすでにトップクラスだ。また、北勢ペースのレースとなれば、中村敏之輔にも絶好のVチャンスだ。失格点があって降級となったが、前期の競走得点は100点オーバーと格上の存在だ。ライン3番手の競走でも突き抜けは十分。
層の厚さなら埼京勢。藤田周磨、柿本大貴の機動型に、長井優斗、宮下貴之と追い込み陣もそろっている。6月にチャレンジから特班し、9月川崎MN、豊橋を連覇している藤田に懸かる期待は大きい。ダッシュ鋭く好発進を決められれば別線を完封だ。