菅原裕の機動力を重視
石井寛子や尾方真生らが走るコレクショントライアルがメインのシリーズ。A級1・2班戦は菅原裕太を本命に推したい。降級の前期は7月、8月に立て続けにV。その後は時折り凡走もあったが、12月前橋MNでは勝機を生かして連続優勝していた神山尚の勢いを止めるVを果たしている。図抜けた存在は見当たらない混戦必至のシリーズだけに、好機に仕掛けられれば勝てる。落車の影響がなければS降りの山下貴之が差し切るシーンも。
地元の小林史也も有力なV候補だ。12月和歌山では優勝しているし、前期最終戦の別府の準決では逃げ切り勝ちとベテランになっても機動力は健在だ。鮫島康治の番手戦なら言うことないが、自力でも玉手翔と決められる。
前S級の原田泰志や安定感抜群な吉田裕全らの関東勢の動向も気になる。12月岐阜で落車している秋本耀太郎が調子を戻して出走なら絶好のV機となりそうだが…。
怪我の影響もなくなってきた板垣昴や、吉川起也、坂上忠克の北陸コンビも一発あっていい。