好目標を得た外田心
各地区戦力は拮抗しているが、新鋭・林昌幸がいつも通り先手を奪って出そうで、番手を回る外田心斗がVには最短とみた。10月松山MNでは完全復活を思わせる強さで優勝した外田だったが、その後は落車もあって勢いは続かなかった。売り出し中の林を目標にできるチャンスをしっかりモノにして新年は流れを変えていきたい。林と四国ライン3番手を固める地元の吉松直人とで上位独占となるか。
9月武雄MNから3連覇するなど前期は大活躍だった重倉高史が怖い。好機にスパートなら四国勢一蹴も。坂上忠克は実に95年後期以来のA級となる。不安はあるだろうが、重倉追走から結果を出して乗っていきたいところだ。
12月和歌山、豊橋を連続優参と本来の脚が戻ってきた安藤直希の一発も。ラインがしっかりすれば先手を奪って別線完封劇が望めそう。
池田浩士ら九州勢の出方にも注意したい。天野純平あたりが勝ち上がってこないと、スジの先行目標が不在となる。