好調な井上昌がV最短
最近の井上昌己は調子を上げている。競輪祭では補充出走ながら最終日に1勝を挙げると、12月小倉着、同月佐世保記念着と申し分ない成績だ。今シリーズは伊藤颯馬、岩谷拓磨、原口昌平など九州の自力型がそろっているので条件もいい。当所は昨年8月に走って着。優勝は逃がしたものの浅井康と星を分けた実績もある。
竹内翼、三宅達也の中国勢も好勝負が見込める。前で戦う竹内は仕掛けがツボにはまった時の自力攻撃は破壊力抜群で、12月佐世保記念は1着で決勝に乗っている。援護する三宅は位置取り、差し脚ともにしっかりしていて成績は安定している。竹内が好スパートを決めれば中国勢で連独占もありうる。
稲毛健太、山本伸一と動ける選手がそろった近畿勢も軽視できない。成績には波がある稲毛だが、スピードを活かした自力勝負は迫力がある。