山崎賢が地元Vに一直線

山崎賢人
G戦線で活躍している自力型がそろったが、主役を務めるのは地元の山崎賢人だ。自転車競技中心のスケジュールなので競輪参戦は少ないが、ビッグレースで別線を沈黙させているスピードは非凡。21年は高松宮記念杯、サマーナイトフェスティバルで優参、ダービーで3勝、オールスターでは2勝を挙げている。好スパートを決めて地元Vをものにする。中川誠一郎は自力基本の競走だが、山崎と連係が叶うようなら前を任せよう。中川もスピードには定評があり、すんなり番手を回れれば差し切っても不思議ではない。
総合力なら実力者がそろった四国勢が一番だ。自力型は松本貴治、小川真太郎、追い込み型には香川雄介、渡部哲男。中四国スジで三宅達也、山下一輝まで連係なら別線勝負もありそうだ。
谷口遼平も21年は飛躍を遂げた。寬仁親王牌着は地力強化を感じさせる走りだった。今シリーズは強敵相手だが軽視は禁物か。