119期の強豪が多数集結
深瀬泰我、高橋綜一郎、北川大成、松本憲斗の熊本勢ら119期上位級の機動型が多数参戦する激戦シリーズ。誰が勝っても不思議ないが、ラインを組めれば優位に運べるのは必至な熊本コンビを狙う。本命には松本。12月小松島決勝では8連勝して特班に王手を懸けて走ったように、練習での力を実戦でもしっかり発揮できるようになった。1月高松決勝では年若い入江航を連れての自力戦で、入江の初Vに貢献する準V。ここも北川との前後は流動的だが、年頭の1月大垣MNを含めて通算4Vの和武者北川の仕掛けに乗っていけば、さらにVに近付こう。
地元は誰よりも走っていて優勝も2回飾っている高橋も黙っていない。アマ時代の競技実績も豊富な選手で、逃げて強いのは好印象だ。バンクの特性を知り尽くしている点も強みになる。新人に負けない先行力を持つラモスレオが味方に付いてくれるようだと熊本勢とも互角に渡り合える。
さて、点数上位は深瀬だが、14日からの岸和田で特班を決めている可能性がある。落ち着いて戦況を見極めての自力攻撃は威力満点で、1月西武園MNではナショナルチームの窪木一を封じて逃げ切り優勝している。九州地区の同期がそろったシリーズでも出走なら堂々の主役を務める。
梶原大地、神開一輝の福岡コンビも同期対決に燃える。梶原も昨年は3回優勝しており、11月から2カ月長欠した影響がなければV争いに加わってくる。