総合力高い渡邉雅
このメンバーなら渡邉雅也から。昨年後期から成績がうなぎ登りで、12月立川、1月名古屋では連続Vを飾っている。加速力抜群な自力攻撃に加え柔軟性も持ち合わせており、前々へと積極的に車を進めてV奪取といこう。好不調の波は出てきたが手堅い石井毅が食い下がって南関決着となるか。
藤田周磨に、太田真一、高橋昇平が続く埼玉勢を狙う手も。先導役の藤田はランク2班ながら前期は9月川崎MN、豊橋と連続Vがあったし、最近も1月京王閣1着など常にV争いに加わっている。タイミング良く仕掛けられれば、ラインで上位独占へと導ける。関東勢ではまだまだ機動力健在で安定感抜群の鈴木輝大や、自在戦が冴え渡り、12月には西武園、取手を連覇している神山尚の一発にも警戒が必要だ。
佐藤佑一も有力なV候補となる。先行はないが、それ以外は何でもこなせる選手で、降級初戦の1月宇都宮は小原唯の番手に飛び付いて準V。ここも佐々木吉徳と同乗しない限り、自分で後手を踏まない組み立てから鋭脚を伸ばしてくる。