北勢と南関勢のV争い
そろった北勢から勝者が出る可能性が最も高そう。本命は手厚い援護は見込める照井拓成。前期は準V4回、決勝3着が3回とあと一歩で優勝に手が届かなかったが、2月大垣で木村皆らを封じて逃げ切って待望の1・2班戦初優勝を飾った。いいきっかけになったはずで、ここも自信を持って攻め切って主役の座を奪い取る。照井の後位は山崎将幸、三澤康人、赤塚悠人が固めそうだが、赤塚は位置が悪くなるようなら自分でやることも。
齋藤友幸が率いる南関勢が黙っていない。8月川崎G3で2勝、10月川崎では1着で決勝に勝ち上がるなど前期はS級で大暴れした齋藤。A級では格上の機動型で、照井に好きなレースはさせない。S級でも安定感が光った岡本英之や地元の川崎健次と決着も。
川口満宏ら関東勢は、12月に特班してきた新鋭・橋本壮史が勝ち上がってくるかにかかっている。