強敵そろうも北井佑で
各地区に主力が分散しての激戦も、北川佑季を先導役に、巴直也、荻野哲で結束の神奈川勢を中心視。2月川崎の決勝は組み立て失敗で5着とS級特進はならなかった北井だが、暮れのレインボーで特班するや、1・2班戦で8連勝した先行力はやはりレベルが違う。力を出し切る競走ができれば勝てる。巴はS級でも自力で一発あった選手だが、北川と同乗なら後位を固めよう。番手スンナリなら降級後初Vも。南関では、栗本尚宗に、地元の落合達彦が付きそうなラインの動向にも警戒したい。
関東勢もA級上位クラスの選手がそろう。藤田周磨、丸山直樹、高橋広大、台和紀の埼玉勢の層の厚さは目を見張るレベルだし、上川直紀、小原唯志のダッシュ強烈な栃茨コンビや長井妙樹もV候補に挙げられる。中でも好走続きの小原と差し脚が抜群に切れている台は要注意の存在だ。
さらに、板垣昴、平沼由充、中村敏之輔らの北勢もノーマークにはできない。