格上の新田康が主役だ
2月名古屋MNで降級後の初Vを飾った新田康仁を本命に推す。言わずと知れたレジェンドクラスのレーサーで存在感は抜群。失格2回と落車の影響でA級に落ちただけなのでまだまだ上で通用する脚を備える。名古屋の優勝にしても目標が仕掛けられない展開から俊敏に内を突いて伸びたものだった。目標にする菅原裕太とはS級で何度か連係があり、新田は1着も取っている。菅原も2月西武園で完全Vと勢いが出てきたので、両者で決着に期待したい。
磯川勝裕、内藤高裕の東京コンビに、中村隆生、宗景祐樹の栃木コンビもと関東勢はさすがにメンバーがそろっている。磯川は降級して一息だが、前期S級でコンスタントに勝ち星を挙げ、8月当所では1着で決勝に乗っている。本領発揮なら差し脚確かな内藤と決まる。中村は徹底先行で売り出す若手で2月和歌山で待望の1・2班戦初Vを達成したばかり。今回は短走路の一戦で台風の目となるのは確実だ。
もちろん、猪狩祐樹、小酒大勇の福島勢も軽視は絶対に禁物だろう。猪狩は12月宇都宮で完全優勝してから好走続きだ。モツれる展開ならまくり、カマシで一発は十分考えられる。