復活の金田涼が本命
14日からのモーニング開催はチャレンジ戦。当然、新人がV争いをリードしていくが、本命には金田涼馬を推す。年末の落車骨折で2カ月を棒に振ったが、本格デビューから一度も確定板を外していない戦績通りの豪脚の持ち主。復帰2戦目の2月伊東MNでは今回も顔が合う上遠野拓馬を破って完全優勝しており、ここもダッシュを生かした仕掛けで敵を一蹴する。マークも稲葉一真なら南関ワンツーが決まるか。稲葉は降格してから全く決勝を外しておらず差し脚は確かだ。
上遠野が金田へのリベンジに燃える。特班は逃がしたが、12月大垣から11連勝した実力はダテではない。何度も対戦して手の内は知り尽くしている金田が相手なら再び真っ向勝負を演じて今度はパワーでねじ伏せたい。北には佐藤啓斗もいる。積極性では金田、上遠野、九州のライバル達をも上回る佐藤だけに、ここも先手を握って勝負していくか。
金田、上遠野らをまとめて破るなら松本憲斗だ。2月小倉MN、小松島と連続優勝中と勢いが付いてきている。大学時代から自転車競技で鍛えてきた強地脚の持ち主で、狙いすましたまくりでも先行でも掛かってしまえば止まらない。同県の入江航太は1月高松で松本にマークして優勝している。再び番手を回れるようならもちろんVチャンスだ。
119期以外では、松本充生、小川辰徳の両機動型の存在が気になる。ともに降格後の戦績は申し分ないが、若手相手にV奪取までは厳しいのでは。